「なます」の意味・いわれ

人参と大根が織りなす、橙色と白のコントラストが美しいなますは、お酢と砂糖でさっぱりと上品にいただけます。疲労回復にも効果があり、低カロリーで健康にも良い一品です。

なますは、もとをたどれば古代中国で生肉や生魚を細かくして調味料を加えた料理を指す言葉でした。関連性があるかどうかは定かではありませんが、昔の日本では生魚と野菜を味付けしたものをなますと呼び、やがて野菜のみでお酢で味付けする現在の形になりました。

紅白なますとも呼ばれるように、紅白のお祝いの水引をイメージし、一家の平和を願う一品として食されます。

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