おせち料理の歴史や由来、
食材などの基礎知識を解説

おせち料理の歴史や由来、食材などの基礎知識を解説

おせち料理は弥生時代に始まり、平安時代に宮中行事として定着、江戸時代に民間に広まった日本の伝統文化です。「お節供(おせちく)」が語源で、年神様への供え物として発展しました。(※諸説あり)黒豆、数の子、栗きんとんなど各食材には無病息災や子孫繁栄の意味が込められ、現代では購入派が増加し洋風・中華風の多様化も進んでいます。
本記事では、おせち料理の歴史についての解説のほか、アンケート結果をもとに「京都祇園料亭 や満文青木庵 慶祥二段重」「京都祇園料亭 や満文青木庵 華匠膳三段重」「膳人(かしはびと) 和洋中二段重」のおすすめおせち3選もご紹介します。

■この記事で分かること

  • おせち料理の起源については諸説あるが、弥生時代に始まり、神様に収穫をお供えする「節供(せちく)」の風習とともに広まったとされている。
  • もとは五節句の行事食だったとされているが、正月料理として特に重視されるようになり定着した。
  • 重箱に詰める形式は江戸後期〜明治時代に一般化し、「福を重ねる」という理由からという説がある。

おせち料理特集・通販 2027年 TOPへ戻る

おせち料理の由来

お正月におせち料理を食べることは、日本を代表する風習の一つと言えるでしょう。それではこの風習は、いつ、どのように始まったのでしょうか。まずは、おせち料理の由来について見ていきたいと思います。

おせちが始まったのは弥生時代

おせち料理の始まりの時期は諸説あるものの、弥生時代と言われています。縄文時代の終わりに中国から日本に稲作が伝来し、弥生時代に収穫を感謝する風習とともに広まっていったとされています。同時に「節(せち)」を季節の変わり目とする「暦」の風習も伝わり、神様に収穫を感謝してお供えをする「節供(せちく)」という風習が広まりました。この流れが、おせちの原点となったとされています(※諸説あります)。

「お節供」が「おせち」に

時が経って平安時代になると、天皇を中心とした宮中で「お節供(おせちく)」という行事が始まりました。「五節供」の日には神様へのお供えがされていましたが、徐々に年神様に感謝する「正月」が最も盛大になり、「おせち」は正月を祝う料理を意味するようになったとされる説が有力です(※諸説あります)。

関連記事:おせちとは?おせち料理の由来や種類、選び方などを解説!

おせち料理の歴史

年表で見るおせちの歴史

時代 出来事(1例 ※諸説あり)
弥生時代 中国から稲作が伝わり収穫を感謝する風習とともに広まった
奈良〜平安時代 宮中行事「お節供(おせちく)」として定着
江戸時代 庶民の間に「お節供」が五節句の行事食として広まる
江戸時代後期〜明治時代 重箱に詰めるスタイルが一般化
戦後 「おせち」という呼び名が全国的に一般化
現代 購入派の増加、洋風・中華風など多様化

弥生時代に始まり、平安時代に原型ができたとされているおせち料理。その後、おせち料理はどのように発展してきたのでしょうか。その歴史をたどってみましょう。

平安時代におせちは定着

奈良時代から平安時代にかけて、「節」の儀式が宮中行事として執り行われるようになりました。また、平安時代には、朝廷ではお正月を含む5つの節に「五節会(ごせちえ)」の儀式が行われ、「お節供(おせちく)」を神様に供えていました。このように、平安時代になるとおせち料理は五節会の全てでお祝いの料理として食べられるようになり、やがて定着していったと言われています。

庶民にまで広まった江戸時代

江戸時代、幕府は特別な5つの節日(五節句)を祝日に制定。お節供は庶民の間にも広がり、年5回は豪華な料理を一般の人たちも食べられるようになったと言われています。その中でも、新年を迎える節日であるお正月は特に重要な日だと考えられ、大みそかにおせち料理を作ってお正月に家族で食べるという風習が生まれたとされています。

重箱に詰めるようになったのは明治時代!その理由は?

平安時代のおせち料理は、器に盛られて提供されていました。その流れから江戸時代の記録でもおせち料理はお膳に乗っていたとされていましたが、江戸時代末期から明治時代にかけて箱に詰めて提供されるように変化したと言われています。

・福が重なるという縁起

おせち料理を重箱に詰めるようになった理由の一つに、「めでたさや幸せが重なるように」という縁起担ぎがあると言われています。一段一段に料理を重ねていく重箱の形が、幸福を積み重ねていくという願いと結びつき、お正月にふさわしい縁起物として親しまれるようになったと考えられています。(※諸説あり)

・かつては「喰積(くいつみ)」と呼ばれていた

重箱におせち料理を詰める習慣が始まった当初は、「喰積(くいつみ)」と呼ばれていたとされています。重箱が選ばれるようになった背景には、縁起の良さだけでなく実用面での利点もあったようです。ふたを閉じることでほこりや虫から料理を守り保存しやすくなるほか、重ねて収納できるためコンパクトに保管できる点、お正月に訪れるお客様へそのまま振る舞える点なども、重箱が広く普及した理由だと考えられています。

「おせち」と呼ばれるようになった戦後

もともと、年末にそれぞれの家庭で食材を買い込み、自宅で作られるのが一般的だったおせち。それが第二次世界大戦後になり、百貨店では重箱入りの正月料理の販売が始まりました。この出来事をきっかけとして、現在のようにおせちが日本人にとって馴染み深い慣習として広まっていったとされています。現在では、核家族化や少子化、共働きカップルの増加など、消費者の生活は多様化。おせちを作るのではなく、購入する人が増えてきています。
また、それまではお正月に食べる料理は「喰積(くいつみ)」「蓬莱」と呼ばれていましたが、「おせち」という名称で売り出されたことで、おせち料理という呼び名が日本中に浸透したと考えられています。(※諸説あります)。

関連記事:お正月は冷凍おせち!冷凍のメリットやデメリット、上手な解凍方法などを解説

伝統的なおせち料理の構成

様々な食材の料理を楽しむことができるのが、おせち料理の特徴です。そんなおせち料理は「祝い肴」「口取り」「焼き物」「煮物」「酢の物」という5つの料理で構成されており、重箱の何段目にどの料理を詰めるのかが決まっています。こちらでは、それぞれの重箱に詰める料理について解説していきます。

祝い肴

重箱の一番上の箱を、「一の重」と呼びます。一の重は、お酒の肴である祝い肴を入れます。祝い肴にあたる料理としては、お酒のつまみになるような黒豆や数の子、田作りなどが代表的です。

口取り

口取りは口取り肴ともと呼ばれ、祝い肴と同様にお酒の肴になる料理を表しています。見た目や色が華やかなものが多く、かまぼこや栗きんとん、伊達巻、昆布巻きなどの料理が該当します。この口取りも、祝い肴と同じように一の重に詰められます。

焼き物

焼き物は、縁起の良い魚介類を焼いた料理のことで、おせちのメイン料理にあたります。鯛や鰤(ぶり)、海老、蛤(はまぐり)など、色鮮やかで高級な食材が使われるのが一般的で、重箱の上から二段目の「二の重」に詰められます。

煮物

上から三段目の「三の重」には、家族が仲良く結ばれるという意味を込めて、煮しめ(煮物)を詰めます。煮物には山の幸が使われており、定番の料理は筑前煮。手綱こんにゃくや里芋、ごぼう、れんこんなどの食材がよく選ばれています。

酢の物

四段目は「与の重」と呼ばれていて、日持ちがする酢の物など、箸休めとなる料理が入ります。おせち料理の酢の物としては、紅白なます、菊花かぶ、酢れんこんなどがよく選ばれます。

関連記事:通販おせちの選び方!初めての方や失敗しないためのポイント

おせち料理における代表的な食材

おせち料理の食材には、それぞれ五穀豊穣や健康長寿、子孫繁栄などの意味が込められています。こちらでは、おせち料理の代表的な食材の意味や由来について紹介していきます。

黒豆

黒という色には、邪気払いの意味が込められています。また、「黒く日焼けするほどマメに働けるように」と、健康と勤勉さも表す縁起物として人気です。

数の子

ニシンの卵である数の子は、おめでたさを表す金色が特徴です。卵の数が多いことから、子孫繁栄の願いが込められています。

栗きんとん

栗きんとんは黄金色で、漢字では「金団」と書きます。このことから栗きんとんは金銀財宝を意味し、金運を呼ぶ縁起物とされています。

紅白かまぼこ

紅白かまぼこは、赤色は魔除け、白色は清浄を意味しています。また、形状が初日の出に似ており、紅白の色も相まって新年を祝うにふさわしい料理です。

伊達巻

伊達巻は、巻かれた書物のような見た目をしています。そこから、学業成就や知識の蓄積などの願いが込められています。

昆布巻き

昆布は「よろこぶ」の語呂合わせ。また、漢字で「養老昆布(よろこぶ)」とも書けることから、健康や長寿を願う意味もあります。

鯛は「めでたい」という語呂合わせに通じます。また、真っ赤な色合いが慶事にふさわしく、縁起が良いとされています。

海老

海老は、長生きを象徴する生き物です。長いひげを持ち、重箱に背を丸めて入っていることから、長寿祈願の意味を持っています。また、目が飛び出ている見た目ということもあり、「めでたい」という言葉にも通じています。

紅白なます

紅白なますは、大根とにんじんを千切りにして和えた酢の物の料理です。見た目から縁起物の水引が連想され、平和や平安の意味が込められています。

れんこん

れんこんには穴が開いていて、その穴から先を覗くことができます。そこから、「将来の見通しが良い縁起物」とされています。

関連記事:おせち料理の中身は何種類?定番料理や具材の意味も紹介

昔と現代のおせちの違い

お正月に新しい年を祝い、家族の健康を祈りながら食べるおせち料理。日本に根付いている風習ではありますが、時代の流れとともに、人々のおせちに対する考え方も変化しています。

自分で作らずに購入する人が増えている

昔は食材を自分で用意し、おせち料理を作って家族で食べるのが一般的な日本のお正月の光景でした。しかし、戦後に百貨店で重箱入りのおせちが売り出されたことが影響し、消費者の意識が、おせちは「作るもの」から「購入するもの」へと徐々に変化。現在では、共働き世帯や未婚人口の増加といった背景もあって購入することを選ぶ人が増えています。同様に購入できる場所も増えており、百貨店や飲食店、ネット通販など様々な経路で購入することが可能です。

関連記事:おせち料理の相場はいくら?人数や段数、ジャンルごとの購入費用を紹介

ジャンルの多様化

おせちと言えば、日本の伝統的な料理が詰め込まれている料理というイメージかもしれません。しかし、食の多様化が進んだ現代では、洋風や中華風など和食の枠を超えたおせち料理も見られるようになってきました。イタリアンやフレンチなどの有名シェフが監修するオシャレな洋風おせちも、近年では人気です。また、割烹料理店がプロデュースし、伊勢海老やアワビなどの高級食材がふんだんに使われているおせちも増えています。

関連記事:おせち通販のおすすめ・人気ランキング2027年|郵便局のネットショップ

おせちの歴史でよくある質問

Q.おせち料理はいつから始まったのですか?

弥生時代の収穫祭が起源とされています。平安時代に宮中行事「お節供(おせちく)」として定着し、江戸時代に民間に広まりました。現在の重箱形式は明治時代に確立されました。(※諸説あり)

Q.なぜ「おせち」という名前になったのですか?

平安時代の宮中行事「お節供(おせちく)」が語源です。季節の節目を祝う「節日(せちにち)」に供える料理を指していましたが、やがてお正月の料理を特に「おせち」と呼ぶようになりました。(※諸説あり)

 

Q. 昔のおせちと今のおせちの違いは何ですか?

昔のおせちは家庭で手作りするのが一般的で、五節句の行事食として季節の変わり目ごとに食べられていました。現代では正月料理として定着し、百貨店や通販での購入も増えています。また、和風だけでなく洋風・中華風のおせちや、少人数世帯向けの小さめのおせちなど、選択肢も多様化しています。

関連記事:おせち通販のおすすめ・人気ランキング2027年|郵便局のネットショップ

長い歴史を持つおせち料理ですが、現代では多様な選択肢の中から家庭に合ったものを選べるようになりました。郵便局のネットショップでは、実際におせちをご購入いただいたお客様にアンケートを実施し、選ばれる理由を調査いたしました。現代のライフスタイルに合ったおせち選びの参考にしていただければと思います。

郵便局のネットショップ
おすすめおせち3選

2026年のおせちをご購入・回答いただいたアンケートを元に、郵便局のネットショップのおすすめおせちを3選ご紹介します。2027年のおせち選びにご活用ください。

京都祇園料亭 や満文青木庵 慶祥二段重

京都祇園料亭 や満文青木庵 慶祥二段重

京都祇園の名料亭 や満文青木庵が監修。海と山の恵みを吟味し、繊細な味わいと華やかな彩りに仕立てて、新春の祝席にふさわしい、気品あふれる逸品。

京都祇園料亭 や満文青木庵 慶祥二段重

すべてのおせち料理を見る

京都祇園料亭 や満文青木庵 華匠膳三段重

京都祇園料亭 や満文青木庵 華匠膳三段重

鮑煮を中心に、選び抜かれた海鮮食材を豪華に盛り込んだ、新春にふさわしい華やぎと品格を備えた美味の数々が、ご家族やご友人など皆様の祝いの席を贅沢に彩ります。

京都祇園料亭 や満文青木庵 華匠膳三段重

すべてのおせち料理を見る

膳人(かしはびと) 和洋中二段重

膳人(かしはびと) 和洋中二段重

和・洋・中の品々を、長方形の大きめのサイズの重箱に豪快に盛り込みました。世代を問わず、ご家族やご友人など皆様が集まる新年の宴に相応しい品ぞろえです。

膳人(かしはびと) 和洋中二段重

すべてのおせち料理を見る

まとめ

おせち料理の歴史は弥生時代にまで遡るとされています。平安時代には宮中行事となり、江戸時代には民間でもお正月の定番料理として振る舞われるようになったようです。食材やメニューにも、無病息災や五穀豊穣など様々な意味があります。このように、おせち料理には掘り下げていくと興味深い物語があるのです。お正月は、おせちを知るための良い機会。起源や歴史、意味などについて考えながら食べることで、いつもより味わい深いものになるかもしれません。
「郵便局のネットショップ」では、おせちの通販を行っています。有名店とコラボした郵便局限定のおせちをはじめ、定番ものから個包装のおせちまで幅広いラインナップが揃っており、ランキング形式や予算、人数別から選べるため、ご自宅にいながら手軽に注文できます。「来年のおせちはどうしよう?」と悩んでいる方はぜひ、参考にしてみてください。

※云われについては諸説あります。

おせち料理特集・通販 2027年 TOPへ戻る

2026年 おせちご購入のお客様の声

実家に送りました。
お手頃に良い商品を買うことができ、友人、知人など周りからも高評価でした。
家族でいただきましたが、美味しかったです。

博多のおせち料理でしたが、どの料理も味が塩辛くなくて美味しかった。
88歳の母も普段食が少ないのですが、三段重ということもあってか、色々な種類を食べてくれました。
冷凍状態も良かったです。
また来年も頼みたいです。

毎年母が作ってくれていましたが、今年はゆっくりしてもらおうと思い、初めておせちを購入しました。想像していた以上に美味しく見た目も豪華でまた来年も買いたいと思いました。

2026年 おせちご購入のお客様の声 ご購入のお客様の嬉しい声をたくさんいただきました。

実家に送りました。
お手頃に良い商品を買うことができ、友人、知人など周りからも高評価でした。
家族でいただきましたが、美味しかったです。

博多のおせち料理でしたが、どの料理も味が塩辛くなくて美味しかった。
88歳の母も普段食が少ないのですが、三段重ということもあってか、色々な種類を食べてくれました。
冷凍状態も良かったです。
また来年も頼みたいです。

毎年母が作ってくれていましたが、今年はゆっくりしてもらおうと思い、初めておせちを購入しました。想像していた以上に美味しく見た目も豪華でまた来年も買いたいと思いました。

   

おせち料理特集・通販 2027年 TOPへ戻る

おせち料理の豆知識一覧

おせち料理特集・通販 2027年 TOPへ戻る

ページの先頭へ戻る