妻には、日頃から自分をサポートしてくれるお礼をこめて、ギフトを贈りたいものです。1年の間で妻にギフトを贈る機会は意外とあります。誕生日やクリスマス、結婚記念日、ホワイトデーはもちろん、最近では母の日にも贈る夫が増えています。
ギフトの相場は何を祝うかによって変わりますが、平均的には5,000円〜1万円が多いようです。夫にしてみれば小遣いから無理なくギフトを買える金額であり、妻には自分のために夫が無駄遣いしていると思わせないでしょう。妻を喜ばせてくれるなら、値段は関係ありません。
妻にとってギフトをもらえるのは嬉しいですが、結婚生活が長くなってくると、ギフトの機会が多くなって、1つずつの印象が乏しくなります。むしろ思い出に残るギフトを望んでいます。時にはサプライズを演出したり、旅行やレストランでの食事などイベントという形でギフトを贈ったりすれば、長い間、覚えていてくれるでしょう。その時こそ奮発するべきです。
妻が夫からギフトをもらっても、すぐにお返しをすることはありません。ほとんどが夫の誕生日などの記念日に、もらったギフトと同じか、やや低い金額のギフトを贈ります。夫婦なのだから、「もらった分は同じだけ返す」という考えです。
さすがに夫婦になると、夫が苦労して稼いでいるのが分かり、自分も無駄遣いできません。ホワイトデーのように、贈った何倍ものお返しを期待しないし、されても気持ちの上で負担になります。だから同じだけ返すのがちょうど良いのです。やや低いのは夫の顔を立てるためです。
もし、夫とプレゼントの回数や金額が釣り合わない時は、別の形で埋めましょう。例えば厚みがあって柔らかいステーキなど高級食材を食べさせたり、こだわりの詰まったワインやウイスキーを飲ませたりするなどです。ボールペンや名刺入れなど仕事で使える質の良い小物も喜ばれそうです。
それでも釣り合わなければ、贈る側も贈られる側も、適切なギフトの回数や予算を話し合っておいた方が、後で責めたり断ったりするよりも楽です。
お返しで、夫が欲しがっているギフトを贈る方法もあります。妻から夫に記念日のギフトを贈る時は、どうしても夫にこうあって欲しいという願望が先立って、洋服を中心に見た目を重視したものを選びがちです。けれども夫が欲しいのは、一見何の役にも立たなさそうな趣味の道具やコレクションが多いので、なかなかサプライズにはなりません。
そこでギフトの差額をお返しするたびに、欲しがっているものを贈れば、夫は驚くと共に、妻が自分の趣味を理解してくれたという安心感を得られるでしょう。
頻繁に妻へギフトを贈っていると、そのうちアイデアが尽きて、何を贈って良いのか悩んでしまいます。ちょっとしたお祝いなら花やスイーツで済ませても問題はありませんが、誕生日など特別な日は、相応のギフトを用意して喜ばせたいものです。
まずは妻が必要性としているものかどうかという選び方です。妻をよく観察して、不自由していることはないか確認してみましょう。不自由は感じているけれど、買うには手が届かないから我慢しているものが理想です。例えば時短になる調理家電やコーヒーマシンは、家事から解放して、くつろげる時間も作れます。美容家電も欲しいと思いながら後回しにしがちです。
他にも妻に非日常を体験させる選び方もあります。エステのフルコース、ナイトクルージングなどです。ひととき特別扱いされている喜びを実感できます。滅多に料理をしない夫が、妻のためにごちそうを振る舞うのも、十分に非日常でスリルを味わえるでしょう。
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