母の日ギフトのお返しはどうすればいい?

母の日ギフトのお返しはどうすればいい?

母の日に贈り物の贈り主が嫁・婿からだったという場合、お返しはした方が良いのかしらと悩んでしまう方もいるでしょう。自分の子供なら「ありがとう」で済むけれど、お嫁さん・お婿さんの場合お返ししないばかりに関係がぎくしゃくしてしまったら、と考え込んでしまいますよね。世の中のお母さまは、いったい母の日のお返しをどうしているのでしょうか。

母の日ギフトのお返しは必要?

一般的に母の日は日頃お世話になっているお母さまに対して感謝の気持ちを表す日。したがって、お母さまはいわば(家事・炊事・洗濯・掃除等労力を)与える側にあり、母の日ギフトが子供たちからの「返礼品」であるのです。
世間的には、母の日に返礼品は必要ないと考えられています。しかし、贈ってくれたのが嫁や婿の場合、少し状況は変わってくるかもしれません。

核家族化が進む昨今、日頃から言葉を交わすことが少なくなっている親世代、子世代。よかれと思ってしたことでも思わぬ誤解を与えかねない実情があります。そのため嫁や婿から母の日ギフトをいただいたお母さま方は、どうしても返礼品を贈った方がいいのではと考えてしまいます。もちろん返礼品を贈るのは失礼にあたりません。しかし、返し方によっては逆に不快な思いをさせてしまうこともあるので、注意が必要です。

返礼品を贈るには

まず大前提として「贈り物の金額以上の返礼品を贈らない」こと。これは「なんて安物を贈ってきたの。これくらい出しなさいよ」というようなもの。返礼品のマナーとして、贈っていただいたものの相当金額に対して3割〜半額程度が妥当とされています。母の日はそこまで厳密に守る必要はないので、「気持ち」でお返しするくらいで十分でしょう。

どんなものを贈ればいい?

母の日の贈り物として多くの方が「喜ばれるものを贈る」ということ。それは返礼品にも言えます。それでは、子供世代はどんなものを喜んでくれるのでしょうか。

  • 菓子類
    菓子類は当人が楽しむ他、お客様がいらした際にも出すことができます。焼き菓子などは日持ちするものも多くあり、多くの人に喜ばれる返礼品のひとつです。
  • アルコール
    晩酌を楽しむ家庭であれば、アルコールを贈るのも良いでしょう。普段は買わないような銘柄のものを贈ると喜ばれるかもしれません。
  • 現金
    現金よりもやわらかい印象で、重宝されるのが商品券です。注意点としてはその商品券が使用できる百貨店やスーパーなどが、贈る相手の近くにあるかどうかを把握しておくこと。いざ贈ったのはいいけれど「なかなか足が向かない場所でしか使えなかった」ということがないように注意したいものです。
  • 図書カード
    これは特にお孫さんのいるお母さまにおすすめです。ダイレクトな返礼品ではなくてもお孫さんの本を買うために使えるとなったら、お孫さんまで嬉しい気持ちになります。また、「お返しなんていらない」と贈り主が思っていた場合でも、贈った本人への直接的な返礼ではなく本人のお子様に使える返礼品となると、贈り主の気持ち的な負担も軽減されるはずです。
    また図書カードは大人でも使え、有効期限が長いため(有効期限10年/図書カードNEXT)、贈り物として魅力的です。
    図書カードNEXT
    http://www.toshocard.com/toshocard/next.html
  • グルメギフト券
    用途は限定されるものの喜ばれるもののひとつに「全国共通ジェフグルメカード」があります。これは全国約35,000店舗もある加盟店で使用できるグルメカード。家族でお食事でもしてきてねと贈れば、とても喜ばれるものでしょう。
    全国共通ジェフグルメカード
    https://www.jfcard.co.jp/
  • 誕生日に何かを贈るのもひとつの手段
    返礼品として贈るのではなく、少し時間が空いたとしても誕生日に何かプレゼントするのもひとつの手段です。母の日の返礼品とすると「気を遣わせてしまったかしら」と思わせてしまう可能性もあるので、母の日としてはいったん言葉のお礼だけにしておき、時間が経った誕生日にお祝いを贈ると、相手も喜んでくれていいかもしれません。

今回は「母の日ギフトの返礼品」として紹介してみましたが、基本にあるのはやはり「ギブアンドテイク」。日頃から思いやりをもった行動を心がけていれば、失礼にあたることはありません。「ありがとう」の気持ちをもって、相手の喜ぶ顔を想像してみてください。母の日をきっかけに、よりよい関係が築けるといいですね。

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