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もらって嬉しい人気お歳暮・冬ギフト人気ランキング2025年!
喜ばれる品物の選び方

もらって嬉しい人気お歳暮・冬ギフト人気ランキング2025年!喜ばれる品物の選び方

お歳暮は、日頃の感謝を伝える大切な冬の贈り物です。毎年何を贈れば喜ばれるか悩む方も多いでしょう。この記事では、2025年版として人気のお歳暮ランキングと喜ばれる品物をわかりやすくご紹介します。人気の品物には傾向がありますが、贈る際は相手の事情や希望、そして健康状態(アレルギーなど)を尊重して選ぶことが大切です。何よりも、相手を想い選ぶ気持ちこそが、受け取る方にとっては何より嬉しく、心に残るものかもしれません。
贈り方やマナー、喪中の対応も解説しているので、お歳暮選びの参考にしてください。

  • この記事で分かること
    ・もらって嬉しいお歳暮の1位は「お肉・ハム」、2位は「海鮮・水産加工品」、3位は「果物・野菜・農産物」、4位「洋菓子」、5位「ビール・お酒」です。
    ・お歳暮の予算は3,000円〜5,000円が相場です。選ぶ際は日持ちの有無を確認し、伝統的に避けられることが多い刃物や現金などについては、相手や地域の慣習も考慮してご判断ください。
    ・お歳暮を贈る時期は11月下旬から12月初め頃が一般的です。年の瀬の忙しさを考慮し、遅くとも12月20日までに届くよう手配することが、丁寧な心遣いとして推奨されています。

もらって嬉しいお歳暮・冬ギフト人気ランキング2025年

毎年、お歳暮に何を贈れば良いか分からないと悩んでいる方のために、郵便局のネットショップが実施した「お歳暮にもらって嬉しいものは何ですか?」というアンケートの調査結果と、それぞれの品物について解説します。

人気の傾向をご紹介いたしますが、喜ばれる贈り物は、受け取る方の嗜好・ライフスタイル・健康状態(アレルギーや食事制限など)によっても異なります。ランキングはあくまで一つの参考としてご覧いただき、お相手への温かい心遣いを最優先にお選びいただくことをお勧めいたします。

お歳暮にもらって嬉しいものはなんですか?

1位/お肉・ハム

お歳暮の品として長年にわたり信頼を寄せられるお肉やハム。特に、日持ちする上質なハムやベーコンのセットは、慌ただしい年末年始の食卓を豊かに彩り、献立の即戦力となる点も人気の理由。銘柄和牛などの精肉ギフトも「美味しい団らん」や「がんばった1年へのご褒美」を感じさせる、心温まる選択肢です。

お肉・ハム

お肉・ハムのお歳暮・冬ギフト
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2位/海鮮・水産加工品

年末年始のごちそうとして根強い人気の海鮮・水産加工品は、その多様な楽しみ方が魅力です。カニなどの豪華食材はもちろん、いくらや明太子といった高級珍味はご飯のお供として、毎日の食卓で大活躍。調理済みの加工品なら、手間なくプロの味が楽しめるので、忙しい年末に大変重宝されます。選りすぐりの高級海産物は、お召し上がりいただく際の満足度も高く、贈る方の心遣いも伝わる贈りものとなるでしょう。

海鮮・水産加工品

海鮮・水産加工品のお歳暮・冬ギフト
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3位/果物・野菜・農産物

旬のフルーツや農産物のギフトは、お子様からご年配の方まで、老若男女問わず喜ばれる贈り物です。美しさや香りに加え、栄養価も豊富で健康志向の贈り品として需要が高まっています。また、近年人気の特産野菜の詰め合わせや、手軽に楽しめる鍋セットは、忙しい年末に心強い一品です。生鮮品をお贈りする際は、一番美味しい状態で召し上がっていただくためにも、事前に連絡してからの発送が、確実にお受け取りいただくための丁寧な配慮です。

果物・野菜・農産物

果物・野菜・農産物のお歳暮・冬ギフト
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4位/洋菓子

洋菓子ギフトは、安心して選べるお歳暮の定番として毎年高い人気を誇ります。日持ちの良さと個包装による手軽さから、ご家族だけでなく取引先などへ贈る際も配りやすく安心感があります。自分ではなかなか買わない有名ブランドや、選ぶ楽しさも兼ね備えたバラエティ豊かなアソートメントを選べば、忙しい年末のひとときに温かい気持ちをお届けできるでしょう。

洋菓子

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5位/ビール・お酒

ビールや日本酒などのお酒ギフトは、常温で日持ちするため定番として根強い人気です。近年はクラフトビールやおしゃれなパッケージの日本酒に加え、焼酎やウイスキー、ワインなど多様な種類が人気を集めています。相手の好みを把握し、少し贅沢な限定銘柄やこだわりの逸品を選ぶことで、格別の特別感を演出できます。

ビール・お酒

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6位/お茶・コーヒー・飲料

お茶やコーヒー、ジュースといった飲料ギフトは、常温で日持ちし、かさばらないため、日々の暮らしに寄り添う贈り物として長年愛されています。忙しい年末のひとときに「ホッとする時間」をお届けできるのが大きな魅力です。特に、有名ブランドのコーヒーやお茶は、毎日のリフレッシュや大切な方との語らいなど様々なシーンで心に染み入る格別の安らぎを提供し、温かい心遣いとして大変喜ばれます。

お茶・コーヒー・飲料

お茶・コーヒー・飲料のお歳暮・冬ギフト
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7位/漬物・お惣菜・調理加工品

漬物、お惣菜、調理加工品は、日々の食卓にもう1品で下支えする、実用性の高いギフトです。漬物や佃煮は日持ちし、常備菜として大活躍。本格的なハンバーグや煮魚などの調理加工品は、手間なくプロの味を楽しめます。忙しい日々に「時短」と「質の高い食卓」を両立させる、確かな安心感のある贈り物として喜ばれます。

漬物・お惣菜・調理加工品

漬物・お惣菜・調理加工品のお歳暮・冬ギフト
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8位/調味料・油・オリーブオイル・洗剤・日用品・花

調味料や洗剤といった消耗品ギフトは、毎日の暮らしに必ず役立つ実用性の高さから人気です。中でもオリーブオイルなどの特選品は、日々の食卓を格上げします。また、普段自分で買う機会の少ない花は、贈られると嬉しいもので、空間を豊かに彩り、心に安らぎを与えます。暮らしの質を高める上質な必需品こそ、贈り主の確かな気配りが伝わります。

調味料・油・オリーブオイル・洗剤・日用品・花

9位/うどん・そば・麺類

そばは、一年を締めくくる年越しに欠かせない伝統の品として、お歳暮で特に人気の麺類です。うどんやパスタといった多様な麺は、お正月でおせち料理が続いたタイミングに心強い存在。乾麺はもちろん、生麺や半生麺なら、本格的なお店の風味が手軽に楽しめます。常温保存も可能で、伝統と現代の食卓、両方のニーズに応える実用性に優れたギフトです。

うどん・そば・麺類

うどん・そば・麺類のお歳暮・冬ギフト
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10位/その他

カタログギフトは、「選ぶ楽しみ」という体験を含めて贈る新しい形のギフトです。品物を特定して贈るのとは対照的に、受け取る方が本当に必要としているもの、または憧れていたものを自由に選べるという点が最大の魅力です。 単に相手に任せるわけではなく、このギフトの真価は贈り主が選ぶカタログの種類にあります。地域の特産品に特化したユニークなカタログ、老舗百貨店の厳選された雑貨カタログ、専門分野に絞ったグルメカタログなど、カタログ自体を吟味して選ぶことが、贈る方の心遣いとセンスを示すポイントです。相手のライフスタイルや好みを想像しながら最適な一冊を選ぶことで、満足度の高い贈り物となるでしょう。

10位/その他

相手に喜んでもらえるお歳暮の選び方

お歳暮の贈答品は、予算内で相手の家庭や嗜好を考慮しながら選ぶと喜ばれます。また、悪い意味を暗示する贈り物は、誤解を与えてしまう可能性があるので避けてください。次の4つの方法でお歳暮を選ぶと、礼儀を重んじながら相手に喜んでもらえる品物が見つかるでしょう。

もらって嬉しい人気お歳暮・冬ギフト人気ランキング2025年!喜ばれる品物の選び方

予算や費用から選ぶ

お歳暮の単価は、贈る相手を問わず3,000〜5,000円が相場と言われています。価格が高すぎるお歳暮は、相手によっては気を遣わせてしまう場合もありますので、ご関係やご事情に合わせてご検討ください。ただし、とくにお世話になった相手や、両親など近い間柄の相手には5,000〜10,000円の贈答品を選ぶこともあります。

関連記事:お歳暮の相場はいくら?送り先別の目安となる金額や基本マナー

日持ちするものを選ぶ

1〜2人暮らしの家庭や、取引先などに贈るお歳暮は、個包装で日持ちがするものを選ぶと安心です。年末年始に長期旅行に出掛けるケースもあるので、果物や海鮮、精肉といった生ものは、事前に在宅が確認できる相手に限定して送ると安心です。また、法人の場合は、多くの品物を受け取られる可能性があるため、冷蔵保存が必要なものは保管場所に困るかもしれません。常温で保管できる品物も合わせて検討されると良いでしょう。

関連記事:失敗しないお歳暮の選び方とは

相手の嗜好から選ぶ

家族や友人、同僚や上司にお歳暮を贈る場合、相手の好みや家族構成を考慮してお歳暮を選ぶと喜ばれます。食の好みや家族構成をよく知っている人に向けて送る場合は、相手にあった品物を選ぶことで喜んでもらえるでしょう。お歳暮では毎年同じものを贈る方も多くいらっしゃいますが、相手のご事情やお好みに応じてご検討いただくとより喜ばれるでしょう。 

知っておきたい「贈答品の伝統的解釈」

お歳暮を贈るとき、古くからの慣習や語呂合わせにより、縁起の悪い品物やタブーとされる品物が“失礼にあたる”といわれていますが、現代においては、その意味合いが薄れてきている側面もあります。カジュアルな贈答では、以下にある高級な筆記具や質の高い靴下・スリッパなどは、むしろ喜ばれる実用的なギフトとなっています。 しかし、贈答における伝統や基本ルールを知識として心得ておくことが、相手に即したギフト選びの確かなヒントになることでしょう。

    ≪贈答品の伝統的解釈・一例≫


  • ハサミなどの刃物:縁を切るという意味がある
  • ペンや便せんなどの筆記用具:「勤勉になりなさい」という意味がある
  • 現金・商品券:お金に困っている人にあげるという意味がある
  • 下着や靴下:伝統的には生活必需品であることから、相手に失礼とされる場合がありますが、近年は実用的な贈り物として受け取られることも増えています。
  • 靴・マット・スリッパなど:相手を踏みつけるという意味がある

近年、贈る品への価値観は多様化しています。伝統的な解釈を参考にしつつも、相手との関係性や文化的背景、ライフスタイル、ご希望を尊重して柔軟にお選びいただくことが、最も大切な心遣いです。

関連記事:お歳暮を贈るときのマナーとは

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お歳暮の基礎知識

お歳暮に贈る品物が決まったら、相手に失礼がないよう、お歳暮の基本的なマナーを覚えておきましょう。

お歳暮を贈る時期

お歳暮は11月下旬から12月初め頃までに贈るのが一般的です。大晦日に贈ってもお歳暮の時期に該当するものの、年の瀬は年末年始の準備で忙しくなるため、遅くとも12月20日まで届くように贈るのが相手への丁寧な心遣いとして推奨されています。万が一、お歳暮の時期を過ぎてしまった場合は、次のような形で贈答品を贈るのも一つの方法です。

  • お年賀:新年をお祝いするために元旦から松の内(関東では1月7日まで、そのほかの地域は1月15日まで)に贈る
  • 寒中見舞い:寒さが厳しいときに相手を気遣うため、松の内が開けてから2月4日頃の立春までに贈る

喪中の相手にお歳暮を贈るのが遅くなってしまった場合は、お祝い事にあたるお年賀の時期を避け、寒中見舞いを贈りましょう。寒中見舞いを同等または目下の相手に贈る場合は、熨斗の表書きを「寒中見舞い」とし、目上の相手に贈る場合は「寒中お伺い」とします。

関連記事:お歳暮はいつまでに贈る?11月の贈答はOK?時期が遅れた場合は?

お歳暮の渡し方・贈り方

お歳暮は紅白の蝶結びの水引に熨斗がついた熨斗紙を掛けるのが一般的です。相手に直接渡す場合は包装紙の上から熨斗紙を掛ける「外のし」に、宅配で送る場合は包装紙の下に熨斗紙を掛ける「内のし」にします。渡し方のマナーは次のとおりです。

  • 直接渡す場合:送り状も添え状も不要です。事前に相手の都合を伺って日程を調整し、お歳暮を渡しながら年の瀬の挨拶と一年間の感謝を伝えられるとよいでしょう。
  • 宅配で送る場合:お歳暮が届く前(遅くても品物が届く3日前まで)に「送り状」を手配します。送り状の形式は、手書き・縦書きの手紙形式が一般的です。

関連記事:お歳暮の熨斗(のし)の書き方や付け方、知っておきたい基本

お歳暮を受け取ったらお礼状を送る

お歳暮を受け取った際は、感謝の気持ちを伝えるためにお礼状を出す方が多いですが、ご事情に応じて電話やメールなど他の方法でも構いません。目上の方や年上の方であれば、手書きの手紙を贈るとより丁寧に気持ちを伝えられるでしょう。また、お歳暮を贈っていない相手からお歳暮をもらったからといって、必ずしもお返しをする必要はありません。お返しをしたい場合は、受け取った品物と同等または半額程度の品物を「御礼」として贈るか、寒中見舞いとして贈りましょう。

関連記事:お歳暮のお礼状は何を書いたら良い?お礼状を書く際のマナーについて解説

【Q&A】お歳暮についてのよくある質問

そもそもお歳暮はどのような相手に贈るのか、喪中のときにお歳暮を受け取ったり贈ったりしても問題ないのか、疑問が残っている人も多いでしょう。

お歳暮は誰に贈るもの?

お歳暮は1年お世話になった感謝の気持ちを伝えるために、年の瀬に贈るギフトなので、感謝の気持ちを伝えたい人に贈るのが一般的です。上司や取引先、家族や友人、習い事の先生、仲人、お得意様などに感謝の気持ちを込めて贈る人が多いようです。ただし、お歳暮は長くお付き合いしていきたい相手に贈るものなので、1年だけお歳暮を贈るのはマナー違反とされています。少なくとも3年はお歳暮を贈るか、一度だけ贈りたい場合は表書きを「御礼」として贈るのがマナーです。また、相手の職業や状態によってはお歳暮を贈ってはいけない人もいます。次のような場合は、お歳暮をお断りされる場合があるので覚えておきましょう。

  • 教員や政治家などの公務員:公務員は、利害関係者からの贈答品の受け取りが法律で禁止されている場合があります
  • 贈答品の受け取りを禁止している企業:利害関係に発展するのを防止するため、規則でお歳暮のやりとりを禁止している企業もある
  • お歳暮を贈って3年以上経過した仲人:仲人には新婚期間である3年間お歳暮を贈るのが一般的

関連記事:お歳暮って誰に贈るもの?一般的な贈り先

贈る相手や品物については、地域や家庭、相手の価値観によってさまざまな考え方があります。伝統やマナーを参考にしつつも、相手のご事情やご希望に合わせて選ぶと良いでしょう。

自分や相手が喪中の場合はお歳暮を贈ってもいい?

お歳暮は祝い事ではなく感謝を伝える贈り物なので、自分や相手が喪中のときに贈っても問題ありません。ただし、自分や相手が喪中のときにお歳暮を贈る場合は、グレーや薄紫など落ち着いた印象の包装紙を選び、水引や熨斗のない白無地の熨斗紙を使用するのが一般的です。また、四十九日が終わり忌明けしてから贈るようにしましょう。故人宛にお歳暮が届いたときは、受け取っても問題ありませんが、お礼状で感謝の気持ちを伝えつつ、故人が亡くなったことを報告しましょう。次回からお歳暮の受け取りを遠慮したい場合は、その旨も伝えます。

関連記事:喪中でもお歳暮は贈る?期間、品物選びの正しいマナー

お歳暮とお中元の違いは何ですか?

お歳暮とお中元は、どちらも日頃の感謝を伝える贈り物ですが、贈る時期と意味合いが異なります。お中元は夏の時期(7月上旬~8月15日頃)に、上半期の感謝と健康を願って贈られます。 一方、お歳暮は冬の時期(11月下旬~12月20日頃)に、1年の締めくくりとして日頃の感謝を込めて贈るものです。

関連記事:お歳暮の意味と由来 お中元との違いは?

まとめ

お歳暮は相手の気持ちや状況、嗜好などをふまえて選ぶと喜ばれます。また、贈る際や渡す際はマナーに気をつけて失礼のないように心掛けましょう。心のこもった品物で、お歳暮のタイミングで相手に感謝を伝えてみてください。
郵便局のネットショップでは、お歳暮にぴったりな冬ギフトを多数取り揃えています。ご希望にあわせてご活用いただければ幸いです。

※コラムの内容については、地域性や諸説ございます。
日本郵便株式会社として記載内容のみを推奨しているものではございません。

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