トルコキキョウはどうしたら来年も咲きますか?いつも一年で終わってしまいます。
元々二年草で環境がよく切り花生産者のプロがうまく育てても4年程度で枯れてしまいます。通常の環境では一年で(秋蒔きですから足掛け二年)で枯れてしまうのが普通です。夏の高温に晒されるとロゼット状態になって茎が伸びなくなってしまうのです。
葉や茎は元気で、つぼみはつきますが、そのほとんどが先のほうから茶色に変色して枯れてしまいます。なぜですか?
トルコキキョウはリンドウ科の植物で暑さが苦手な植物です。したがって暑いと蕾が茶色になって咲かないことが多いのです。明るい環境で風通しのよい涼しいところで育てましょう。気温がさがってくれば咲くようになるでしょう。
種から育てたいのですが、芽が出てもあとがうまく育ちません。しぜんに消えてしまうのですが、なぜでしょうか?
トルコキキョウは難しい花材の一つで初心者には向かない花のひとつでしょう。その理由は芽が出た苗が生長する過程で暑さに当たるとロゼットといって背が伸びなくなってしまうからです。そのために生産者は高冷地で栽培したり、冷房装置を使ったりして苗を育てています。したがって花の咲いた苗を求めることをお勧めします。
小さな苗を購入しました。持ち帰る際、枝が半分の長さにポキンと折れてしまったのですが、新しいわき目はでてきますか?
多分でてくると思います。日当たりのよいところで乾いたならば水やりして管理してあげます。ハイポネックスなどの液肥を与えておくとよいでしょう。
トルコギキョウ ロジーナもうすぐ咲きそうで楽しみです。切り花にする際、どの位置で切るのが良いでしょうか。また、二番花は期待できますか?
トルコキキョウは暑さに弱いので暑さがうまく回避できれば二番花かも楽しめます。短めに切っておいたほうが二番花が咲きやすいのです。