
敬老の日以外にどんな長寿のお祝いがある?
長寿に関するお祝いは敬老の日だけではありません。地域によって様々な風習があります。
今回は、敬老の日以外の長寿お祝いや地域に伝わる風習をご紹介いたします。
日本の長寿に関する風習
お祝いの節目となる年齢
日本には節目ごとに長寿のお祝いがあります。
還暦(満60歳) 古希(70歳) 喜寿(77歳) 傘寿(80歳) 米寿(88歳)
卒寿(90歳) 白寿(99歳) 紀寿または百寿(100歳)
長寿祝いにはそれぞれテーマカラーがあり、赤、紫、金茶のものを贈ったり身に着けたりします。
地域に伝わるお祝い
- 栃木県
- 栃木県では喜寿のお祝いを「しちぼこ祝い」といい、火吹き竹(火を起こすときに使う竹筒)に半紙と水引をつけて親族や近所に配る風習があるそうです。また、米寿は「はちぼこ祝い」といい、お餅をついたり赤飯を炊いたりしてお祝いをします。
「しちぼこ」や「はちぼこ」は栃木県南西部の足利弁が由来とされています。
- 沖縄県
- 沖縄では数え年である61歳、73歳、85歳、97歳に長寿祝い「トゥシビー」が行われます。
中でも97歳のお祝いは「カジマヤー(風車)」と呼ばれ、9月7日には盛大にパレードをします。また、88歳は「トーカチ」と呼ばれ、薄い豆腐を揚げた「ルクージュ」と呼ばれる料理を食べてお祝いします。
祖父母が暮らす地域の敬老の日の風習を調べてみると、プレゼント選びの参考になるかもしれませんね。